本学法学部の黒田基樹教授は、日本史の中でも戦国史について研究をしており、2016年1月から始まった NHK 大河ドラマ「真田丸」の時代考証を担当しています。
時代考証とは、三谷幸喜さんが書かれている脚本が出来上がるまでに、史実と脚本に違いがあるかないか、時代感が合っているかどうか、などチェックする仕事です。
黒田教授には戦国時代の研究家として多数の著書があり、今まで書いた単著の冊数は20冊を超えます。今回NHKから大河ドラマ「真田丸」の時代考証を依頼されたことがきっかけで執筆された、『真田昌幸』(小学館)を2015年11月に発表しました。その後、第2弾『「豊臣大名」真田一族』(洋泉社刊)、第3弾『真田信之 真田家を継いだ男の半生』(角川選書569)を2016年3月に、さらに第4弾として『真田信繁』(戎光祥出版)を10月に出版します。
黒田 基樹/東京都生まれ
1989年 早稲田大学教育学部卒業
1995年 駒澤大学大学院人文科学研究科満期退学
1999年 博士(日本史学、駒澤大学)
2008年 駿河台大学准教授
2012年 駿河台大学教授
歴史学、日本史概論
日本中世史、とくに戦国時代史
真田昌幸(小学館)
百姓から見た戦国大名(ちくま新書)
戦国大名(平凡社新書)
戦国大名の危機管理(吉川弘文館)など
2016 年 NHK 大河ドラマ「真田丸」時代考証
国史跡鉢形城整備委員会委員など
駿河台大学サイト「法学部のお知らせ」のページにリンクします。