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学部・研究科レポート

2021.01.13

教員書籍の紹介 Vol.23 『戦国大名・北条氏直』

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を務めていた黒田基樹教授が、『戦国大名・北条氏直』(角川選書・KADOKAWA、2020年12月)を上梓されました。黒田教授から、ご著書についてのメッセージです。


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 戦国北条家(小田原北条家)の最後の当主が、5代目の北条氏直です。この書籍は、氏直の生涯を取り上げた、初の単行本になります。氏直は、羽柴(豊臣)秀吉に服属するかどうかの選択を迫られ、最終的に小田原合戦というかたちで対決し、その結果、敗北し、戦国大名としての北条家は滅亡します。しかし氏直は、秀吉の親類大名筆頭の徳川家康の娘婿であったことから、羽柴政権のもとで大名として復活します。本書は戦国北条家の死と再生の物語を描いたものです。

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