MENU
Language
アクセス
  1. トップ
  2. 学部・研究科レポート
  3. 教員書籍の紹介 Vol.18『今川氏親と伊勢宗瑞 戦国大名誕生の条件〈中世から近世へ〉』

学部・研究科レポート

2019.05.02

教員書籍の紹介 Vol.18『今川氏親と伊勢宗瑞 戦国大名誕生の条件〈中世から近世へ〉』

 2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を務めていた黒田基樹教授が、『今川氏親と伊勢宗瑞 戦国大名誕生の条件〈中世から近世へ〉』(平凡社)を上梓されました。

20190424law_01.JPG

 戦国大名・駿河今川家の初代・今川氏親と戦国大名・小田原北条家の初代・伊勢宗瑞は、甥と叔父という関係にあった。当初、宗瑞は甥の氏親の補佐を務め、今川家を切り盛りしていたが、その過程で宗瑞は独自の領国を形成し、ともに戦国大名家として歩んでいく。

 その過程を初めて具体的に明らかにした書籍である。そして二人の背後には、宗瑞の姉で氏親の母になる北川殿という女性の存在があった。彼女の存在が、二つの戦国大名家を成立させたことが実感される。 (税込1,944円)

学部レポート

    PAGE TOP