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学部・研究科レポート

2017.08.07

教員書籍の紹介 Vol.14「羽柴家崩壊」

 2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を務めていた黒田基樹教授が、『羽柴家崩壊』(平凡社)を出版しました。

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 慶長19年(1614)10月に勃発した大坂の陣で、羽柴(豊臣)家は滅亡しますが、開戦のきっかけとなったのは、羽柴家の家長・茶々とその子で羽柴家当主の秀頼が、羽柴家家老の片桐且元を追放したことでした。

 慶長5年の関ヶ原合戦後の状況で、且元は唯一の家老として羽柴家の家政を一身に担い、茶々も且元のことをとても信頼していました。それから14年後、どうして茶々・秀頼は且元を追放することになったのか。その実像に、茶々・秀頼から且元に宛てた書状や、当時の証言をもとに迫っています。

 且元追放にいたる13日間のドキュメンタリーをみるような内容になっています(平凡社、1700円税別)。

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