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学部・研究科レポート

2021.07.10

教員書籍の紹介 Vol.25『下剋上』

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の時代考証を務めていた黒田基樹教授が、『下剋上』(講談社現代新書、2021年6月)を上梓されました。黒田教授から、ご著書についてのメッセージです。



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戦国時代の特徴に、家臣が主君に取って代わり、自らが戦国大名になる、「下剋上」という行為がある。この本では、戦国時代、戦国大名家でみられた下剋上の代表的な事例を取り上げながら、下剋上の特徴と本質に迫ったものである。
取り上げた事例には、越後長尾為景・景虎(上杉謙信)親子、美濃斎藤利政(道三)、周防陶晴賢など著名なものや、室町幕府・足利将軍家への下剋上により「天下人」になった三好長慶や織田信長などがある。主要な事例を通じて、戦国時代の下剋上がどのようなものであったのか、味わうことができると思う。

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