2017年11月22日(水)は毎年恒例の学部デーでした。経済経営学部では1年生はフィールドトリップへ参加し、2、3年生は3年ゼミ生によるゼミナール発表会に参加します。本欄ではこれらのプログラムについて連載でレポートします。
ゼミナール発表会は専門分野に応じて5つの会場に分かれて行われました。今回はマーケティングと戦略コース第1会場(経営分野)の発表について紹介します。
経営分野は、旅行・観光ビジネスに関して、高垣・南林・渡辺ゼミ(発表順)の3年生が発表を行い、来年度に高垣・渡辺・張の3つのゼミに入る予定の2年生たちも参加しました。
高垣ゼミの発表は、ANA(全日空)を取り上げて詳細なSWOT分析を行ったうえで、5年後を見据えた戦略提案を発表しました。南林ゼミは、「訪日外国人増加に影響を受ける日本の観光」について細かい現状分析を行いました。渡辺ゼミは、「旅行への消費者ニーズと旅行業界の取り組み」と題して、発表は数値データを駆使した図表を用いた発表でした。
各ゼミの発表に対して全員が評価表を作成するためにメモを取り、質疑応答も活発で充実した議論となりました。
高垣 行男(経済経営学部 教授)
私がゼミ発表会で学んだことは3つあります。1つ目に、知っていることと発表できることにはギャップがあるということです。2つ目に、ただやみくもに調べてそれを発表するのではなく、調べる課題を見つけることが大切だということです。3つ目は、2年生も対象にしているので、誰でも理解できるように発表の仕方を工夫する必要がある、ということです。これらのことをこれから卒業論文に活かしていきたいと思います。
大美賀 寧々(経済経営学部3年 東野高校出身)
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