私は、広く人の役に立ち必要とされる仕事に就きたいという思いがあったことや、インターンシップでの仕事体験から、国の財政基盤を支えるというスケールの大きな重要な仕事である国税専門官に魅力を感じて志望しました。

　国税専門官はもともと併願先の一つとして考えていましたが、第一志望となったのは大学3年生の２月にインターンシップに参加してからでした。

　そのため筆記対策は、専門科目の半分近くをそこから勉強し始めたため苦労しました。しかし、大学の公務員講座で教養試験の勉強を3年生のうちにきちんと進めていたことで専門試験の勉強にだけ専念することができました。

　また、面接対策は大学の模擬面接を活用しました。法学部や経済経営学部の様々な先生にご指導いただきながら、志望理由を詰めたりとどんなことを聞かれても困らないように練習を積みました。

　今年は新型コロナウイルスの影響で、図書館や学校で勉強することができなかったり、試験が延期になったりとモチベーションを保つのに苦労しました。しかし、それでもあきらめずに続けられたことで合格できました。公務員試験は思うようにいかないことも多くありますが、あきらめなければ意外となんとかなったりします。皆さんの合格を心より応援しています。