私は、高校の頃から警察官になることを目指していました。元々目指したきっかけは兄が警察官を目指しており、警察官についての話を聞く内に興味や憧れを抱くようになりました。そして、私が育った地元に恩返しをしたい気持ちとともに、一つでも犯罪を減らし、市民の安全・安心できる環境を作りたいと思い、静岡県警を目指しました。

　公務員試験の勉強をしているなか、「本当に警察官になりたいのか」という思いがふと頭によぎり悩んでしまい、勉強に対するやる気を失い勉強に手を付けることができなくなったことがありました。しかし、警察学校のオープンキャンパスに参加させていただいたことで、警察学校の生徒の姿や実際に逮捕術等を体験し、「警察官になりたい」という思いが一層強くなりモチベーションを高めることができました。また、公務員を共に目指す仲間の勉強をする姿や話を聞くことで勉強に対してのやる気を取り戻すことが出来ました。私にとって仲間の存在がとても大きく、良き仲間、ときにはライバルとして私を奮い立たせてくれました。

　公務員試験に受かるかどうかは結局自分次第です。妥協を許せばその分だけ険しい道のりになります。志望先の試験の出題範囲等の情報を知ることも大切です。「他人より優位に立つためにはどうすればよいか」を考えて行動することが合格に繋がると思います。これから公務員試験を受験する皆さんは最後まで諦めずに頑張ってください。心より応援しています。