私が警察官になりたいと考え始めたのは、大学生になってからでした。職務質問をしている警察官の姿を見ながら、「私たちが毎日安全に暮らせているのは、警察官が深夜問わず巡回し、地域の安全のために職務を行っているからだ」と感じるようになり、警察官を目指すようになりました。

　私が公務員試験の勉強を本格的に始めたのは２年生の春休みの公務員講座からです。私は数的処理の問題を解いてもあまり理解することが出来なかったので、数的処理は出来る問題と出来ない問題に分けて、直前期には出来る問題は確実に解けるように対策を行いました。数的処理が苦手なため、社会科学や人文科学で挽回できるよう力を入れて取り組みました。数的処理が苦手な私でも筆記試験を通過できたのは最後まで諦めずに受験勉強に取り組んだからだと考えます。

　筆記試験を通過すると、二次試験で面接や集団討論があります。公務員を目指す学生には、法学部の先生方や、キャリアセンターの方々が面接指導を行ってくださるので、積極的に参加することをお勧めします。また、公務員試験の勉強をしながら就職活動をして民間企業での面接に慣れておくことをお勧めします。変わった質問や、変わった面接に慣れておくことで、本命の試験で変わった質問に対しても安心して答えられると思います。