11月22日(木)は毎年恒例の学部デーでした。経済経営学部では1年生はフィールドトリップへ参加し、2、3年生は3年ゼミ生によるゼミナール発表会に参加します。本欄ではこれらのプログラムについて連載でレポートします。
ゼミナール発表会は専門分野に応じて4つの会場に分かれて行われました。今回は経済と社会コースの第2会場の発表について紹介します。
明石ゼミは、1964年の東京オリンピックと時代背景について発表しました。マラソンのアベベや円谷幸吉、「東洋の魔女」といわれた日本女子バレーなどがとりあげられて、懐かしく、興味深いものでした。
佐川ゼミの発表は、経済学の立場から幸福について考えるものでした。OECD加盟国における所得と生活満足度の関係や日本における平均寿命と自己報告による健康度の食い違いについて説明しました。
前田ゼミは、年金と少子化対策について発表しました。日本の年金制度を維持していくためには少子化対策は欠かせないが、年金制度自体を改革していく必要もあるとして、具体的な提言をしました。
佐川 和彦(経済経営学部教授)
昨年の学部デーでは発表を聞く側でしたが、今年は3年生になり自分たちが発表を行いました。私は2年生の時から佐川ゼミで幸福の経済学について学んできましたが、実際に最新のデータを元にグラフを作成し、相手に分かりやすいように意識して原稿を考えたことで、自分自身もより理解が深まりました。また、教室の運営や学生に指示を出す等慣れないこともしましたが、無事に終わって良い経験ができたと思います。
本間 滉平(経済経営学部3年 翔洋学園高校出身)
学部デーでは、3年生は個々のゼミでの発表を、2年生はその発表を聞くということをしました。3年生の発表は、15分という短い時間の中でとても分かりやすく、とても内容の濃い発表でした。さらに、発表の後は質疑応答があり、質問されていることに対して的確に回答しており、とてもレベルの高い印象を受けました。
濵名 凱(経済経営学部2年 本庄第一高校出身)
経済と社会コース第2会場のゼミナール発表会の模様(2018.11.22撮影)
コメントを寄せてくれた本間さん(2018.11.22撮影)
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