11月22日(木)は毎年恒例の学部デーでした。経済経営学部では1年生はフィールドトリップへ参加し、2、3年生は3年ゼミ生によるゼミナール発表会に参加します。本欄ではこれらのプログラムについて連載でレポートします。
ゼミナール発表会は専門分野に応じて4つの会場に分かれて行われました。今回は経営と会計コースの会計・金融系会場の発表について紹介します。
麻場ゼミの発表は、グリコ・森永・カルビーの製菓業界主要3社について、経営分析のいくつかの指標を用いて比較検討を行いました。同じ業種内での各社の経営戦略の相違点を指摘するものでした。
市川紀子ゼミの発表は、金融機関が求める人材や能力(企業訪問報告)、NPO法人会計に関して(会計基準の改正)、日本におけるIFRS適用の現状という3つのグループの報告が行われました。
孔ゼミの発表は、簿記と会計のなぜ?として、財務会計と管理会計の違い、売上と利益の違い、のれんの処理などを論じ、さらに仕訳の方法や簿記3級レベルの間違いやすい箇所などの報告が行われました。
湯浅ゼミの発表は、株式・証券・為替について検討し、上場のメリットやデメリット、株価の動きや証券会社の役割、さらに「NISA」の活用実例などを詳細に論じました。
市川 紀子(経済経営学部教授)
11月22日、毎年恒例の学部デーが行われました。それぞれのゼミが今日のためにたくさんの時間を費やして準備をしてきました。その甲斐あって、各ゼミ発表をスムーズ行うことができたと思います。2年生達も真剣な眼差しで聴いてくれて、積極的に質問もしてくれたので良かったと思います。来年は2年生達が発表する側となるのでしっかりとサポートしていきたいと思いました。
本間 健朔(経済経営学部3年 東京農業大学第二高校出身)
経営と会計コース(会計・金融分野)ゼミナール発表会の模様(2018.11.22撮影)
学部デー。経営と会計コース(会計・金融分野)、各ゼミナールの発表(2018.11.22撮影)
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