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学部・研究科レポート
2019年度「学部デー」を実施しました(9)―国会議事堂
法学部では、今年度も11月27日(水)に「学部デー」を実施しました。「学部デー」とは、1年次の学生たちが様々な施設を訪問し、教室ではできない「学び」を体験するものです。今回は、「学部デー」に参加した学生からの報告をご紹介いたします。第9回は、国会議事堂への訪問です。
法学部准教授 清水知佳
本コースでは、国会と憲政記念館を訪れました。国会では、衆議院の本会議場だけでなく、天皇陛下のお控室である御休所なども見学し、国会の華やかな雰囲気も味わうことができました。
法学部法律学科1年 豊田 茉子
埼玉県立草加高等学校 出身
私は国会議事堂に行きました。国会議事堂には小学6年生のときに社会科見学で、1度だけ訪れたことがあります。しかし、その時は、何も考えずに見て回っただけだったので、法学部に入り、国会について知ったうえでまた、見学をしてみたいと思いました。国会議事堂に入るためには、厳重なセキュリティーチェックがあり、通るのがすこし怖かったです。中に入ると「御休所」と呼ばれる部屋の前まで案内されました。そこは天皇陛下の部屋で外から見ただけでも豪華なつくりであることがわかりました。その後、バルコニーに案内され、そこから下を見ると、伊藤博文と板垣退助、大隈重信の銅像が立っています。もう一つ台座があるのですが、そこには誰も立っていません。誰もいないのは「政治に完成はないという象徴」であるとの説があるそうです。
この銅像が立っている場所は中央広間と呼ばれていて、どこかの宮殿のようだと思いました。衆議院の本会議場は想像よりも大きかったです。傍聴席のイスは背もたれが直角だったので座っているうちにすごく疲れてきそうだと思いました。天皇が座る席など様々な席区分があり、その多さにとても驚きました。国会議事堂を見た後は憲政記念館に行きました。そこは、1972年に開館した議会制民主主義についての理解を深めるための施設です。中には、議場体験コーナーなど興味深い展示がたくさんあり、楽しみながら学ぶことができました。