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学部・研究科レポート

2020.01.28

2019年度「学部デー」を実施しました(4)―さいたま拘置支所―

 法学部では、今年度も11月27日(水)に「学部デー」を実施しました。「学部デー」とは、1年次の学生たちが様々な施設を訪問し、教室ではできない「学び」を体験するものです。今回は、「学部デー」に参加した学生からの報告をご紹介いたします。第4回は、さいたま拘置支所への訪問です。


法学部准教授 竹内健互

 今回、1年生の8名の学生とともに、埼玉県さいたま市浦和区にあるさいたま拘置支所に参観に行きました。当日は、スライドを用いて施設紹介の説明を受けた後、施設内を30分ほど丁寧に案内していただきました。
 学生たちは初めて訪れる刑事施設ということもあってかなり緊張している様子でしたが、質疑応答の時間には、それぞれの目線で感じた細かな疑問について刑務官の方に積極的に質問している学生が多く、とても活発な質疑応答が行われました。普段の授業とは一味違って、「法」が執行される現場のリアリティや緊張感を肌で感じるとともに、刑事施設の課題について考えさせられる貴重な経験となったようです。


法学部法律学科1年 三成 佳奈

東京都私立文華女子高等学校 出身

 私は「さいたま拘置支所」を参観しました。最近も犯人の身勝手極まりない動機から数多くの事件が起きていますが、罪を犯してしまった者の中には過去に何かしらの事情があって罪を犯した人もいると思います。私がさいたま拘置支所を選んだ理由は、実際に刑事施設を参観することで、そのような点について重要なことを学べるのではないかと考えたためです。

 当日は始めに、刑務官の方から拘置支所について説明を受けました。拘置所とは、主に被告人を収容する場所です。現在裁判を受けている被告人が逃げて証拠隠滅などをしないよう防止し、公平な裁判を受けられるように拘置所があるそうです。また、再犯する人の多くは、出所後、悪友との縁を切れずに違法薬物に手を染めるなどして刑事施設へ戻ってくるケースや出所後の社会で孤立し生活していくことが困難となって再び罪を犯して戻ってくるケースもあるそうです。

 さいたま拘置支所についての説明を伺った後、施設内を実際に参観しました。拘置所はこれまでドラマなどでしか見たことはなかったのですが、実際の拘置所内はテレビのイメージとは比べものにならないほど緊迫した雰囲気に包まれていました。

 最後に、刑務官の方も仰っていましたが、犯罪という問題は、私たちにとって決して他人事ではありません。もし自分が犯した罪の重大さに精一杯向き合おうとしている人がいるのであれば、第二の人生を正しく精一杯全うしてほしいと心から思います。加えて、加害者と被害者を生まないためにどのような社会的支援が必要なのか考えさせられる貴重なきっかけとなりました。いずれにしても、普段、滅多に入ることのできない拘置所内を参観したことを通じて、私自身大きく影響を受け、忘れられない一日となりました。

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