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学部・研究科レポート

2023.03.07

「学部デー」を実施しました vol.9 ―文部科学省 情報ひろば

法学部准教授 松平 光徳

法学部のアウトキャンパススタディーとして、学部デーを利用した官庁ツアーを行いました。今回、法学部1年生たち15名が出向いた先は、文部科学省の「情報ひろば」。日本の文化について、あらためて日本の「教育」「スポーツ」「科学技術」「学術」など、日本が積み重ねてきた文化の足跡というか、その歴史と現在の取り組みについて考えてもらいました。


法学部法律学科1年
渡邊 悠也
(東京都立瑞穂農芸高等学校出身)

私が見学した先は「情報ひろば」、東京霞が関の官庁街にある文部科学省が発信する日本の文化に触れられる場所です。ここは、文科省旧館の2階にあって、5つの展示室(①旧大臣室、②教育、③スポーツ、④科学技術・学術、⑤文化)に分かれた展示がされています。

旧大臣室では、昭和8年(1933年)創設当時の部屋が復元されており、歴代大臣が執務に使用した実物の机が置かれ、実際に大臣椅子に座ってみました。私には見つけられなかったのですが、この部屋には、大臣が隠れる場所が作られていると聞き、なるほどと思いました。

教育の展示室では、昔の学校の机や給食のレプリカがあり、日本の義務教育の実際がどのように変化してきたのかを学ぶことができました。将来教師を目指す人には興味深い場所だと思います。
スポーツの展示室では、日本のトップアスリートたちの記録を知ることができるほか、昭和39年(1964年)東京オリンピックで使用された表彰台のレプリカも置かれているので、そこに立ってみると、結構高くて気分がよくなりました。

科学技術・学術の展示室では、ノーベル賞を受賞した日本人の写真が飾られていて、意外に多いなと感じました。また「しんかい6500」のレプリカから内部がどうなっているか見ることもできます。そして地震についての研究は奥深く、目を見張るものがありました。

文化の展示室では、土偶が展示されているほか、かなり大きな木造建築物の模型が居座っていました。この模型は内部まで精密に再現されていてとても興味をひきました。私は日本史が好きなので、やはり文化の展示室が一番楽しく感じられました。

時間の関係で、この5つの展示室をじっくりと見て回ることができなかったのは残念でしたが、日本の文化の一部をちゃんと知ることができた、そんな実感を得られた経験でした。あらためてまた、行きたいと思います。

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