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学部・研究科レポート

2023.02.21

「学部デー」を実施しました vol.7 ―東京地方裁判所

法学部教授 上河内 千香子

学部デーで東京地方裁判所を訪問しました。法廷で生の裁判を傍聴することにより、普段勉強している法律がどのように使われているかを知ることができます。


法学部法律学科1年
須永 孝太郎
(埼玉県立川越総合高等学校出身)

私は、学部デーにおいて東京地方裁判所の裁判傍聴に参加した。今回は、窃盗事件の裁判と運転致傷に関する裁判を傍聴することとなった。生の裁判の傍聴は初めてだったので、貴重な経験となった。
実際の裁判の傍聴を通じて、検察官、弁護士の裁判に対する熱い思いが交錯しているのを感じた。被告人に更生を促すために刑罰を求める検察官と人権に基づき被告人を守ろうとする弁護士のやり取りに目を奪われた。独特の緊張感の中で淡々と審理が進んでいく光景はしっかりと目に焼き付いた。どんな事件でも真剣に裁判に取り組む人達の姿は、まさにHEROそのものであると感じた。裁判の結果次第では被告人のその後の人生に大きな影響を与えかねない。しかし、このことはどの当事者にも当てはまることである。法の下で問題を解決すること、そして、検察官にも弁護士にも譲れないものがあり、お互いに主張をぶつけ合うことで成り立つのが裁判であるということが分かった。
このように、裁判傍聴を通じて、裁判を行う意義を肌で感じることができて、とても良い経験であった。

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