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学部・研究科レポート
2017.06.20
法学部のゼミをのぞいてみよう!'16-'17(10)-倉島ゼミ(行政法)-
行政における法の役わり
法学部准教授 倉島安司
私の担当する3・4年次生向けのゼミでは、学生がこのゼミにいる2年間のうちに、行政活動と法の関りを多面的に捉えられるように、2年をワンセットにしたゼミを行っています。
昨年度(2016年度)は「実践編」として、ゼミ生たちが4つの班に分かれ、地方公共団体の水道行政や廃棄物処理行政など、自分たちで興味ある分野を選んで、市町村でどのような行政活動が行われているのかを調べました。そしてその際に、ただインターネットや本などで調べるだけでなく、必ず各班で行政機関などにインタビューに行くことにしました。
昨年度(2016年度)のゼミ生たち
行政機関にインタビューに行くためには、質問事項をあらかじめ自分たちで考えたり、電話をかけてアポを取ったりしなければなりません。これにはゼミ生たちも苦労していましたが、日頃の講義では得られない経験ができたと思います。
今年度(2017年度)は「理論編」として、ゼミ生一人一人が最高裁判所の行政に関する判決を選んで、調べて発表してもらいます。いきなり一人で責任をもって担当するのは難しいので、4~6月は班を組んで、班ごとに一つの判決を担当して、共同で発表してもらいました。これから一人一人がどんな発表をしてくれるのか、楽しみにしています。
今年度(2017年度)の倉島ゼミ