次回のオープンキャンパスは8月6日（土）、7日（日）の連続開催、続いて8月27日（土）も開催の予定です。8月6日（土）、7日（日）の経済経営学部の模擬授業は、式場朝夫特任教授が「ホテルのホスピタリティの最前線～ラグジュアリーホテルの元マネジャーが語る舞台裏～」、湯浅由一教授が「デジタル通貨とは何か？～ビットコインをマネーとする国があります～」のタイトルで担当し、2種の授業を両日ともに実施します。タイムスケジュールはオープンキャンパスの案内ページでご確認ください。

そこで、今回は式場特任教授、湯浅教授の簡単なプロフィールをインタビュー形式で紹介します。
ぜひ駿大オープンキャンパスに、そして経済経営学部の模擬授業にお越し下さい。

模擬授業でアピールしたいことを一言で教えてください

（式場）最高級クラスのホテルの洗練されたホスピタリティはどの様に育まれているのか、お客様からは見えない舞台裏での取組みなどをお話しします。

（湯浅）経済学と経営学の知識を知っていると、楽しい人生を送る可能性が高まります。具体的に、身の周りのデータ（数値）をたくさん知っていることはとても大事です。

先生の専門分野をわかりやすく説明してください

（式場）40年以上にわたるホテルビジネスの最前線での豊富な経験をもとに大学教育に携わる「実務家教員」として、ホテルやレストラン、ブライダルをはじめとするホスピタリティビジネスの実践的な知識やノウハウの伝承です。

（湯浅）日本銀行の金融政策や株式市場の機能といった「お金に関する研究」をしています。

式場先生、実務家教員としての経歴を教えてください

（式場）帝国ホテル一筋40年、料理人からスタートして、レストラン、客室係、ベルボーイ、フロントなどホテルの主要な接客部門、香港ペニンシュラホテルズでの海外ホテル勤務を経て、その後企画、人事・教育部門、VIP対応責任者、グループホテルの副総支配人、専門学校への派遣勤務等を経て2021年に帝国ホテルを退職。2022年より駿河台大学でホテル関連科目を担当しています。また国家検定試験でもあるホテル・マネジメント技能検定の検定委員として、国家試験の運営にも携わっています。

本学ではどんな授業を担当していますか（担当科目）

（式場）ホテルの基礎知識を幅広く学ぶ『ホテルビジネス入門』と、事例をもとにしたグループワークを中心として、唯一の正解のない可能性の拡がる「問い」に取り組む『ホテルビジネスケーススタディ』です。

（湯浅）『現代金融論』、『国際金融論』、『企業金融論』です。

式場先生、ホテルマンとして思い出に残る出来事を一つ聞かせてください

（式場）新婚旅行でご宿泊された、あるご夫婦との思い出です。ご主人からのご予約の電話を私が受けて、奥様のお誕生日でもあるので、一生の思い出に残る贈り物を一緒に考えてほしいと相談されました。奥様には当日その瞬間まで内緒にされていて、私が料理長やレストランマネージャーの協力を仰いで、ご主人と電話で何度か打ち合わせを重ね、夕食の時に特製のバースデーケーキとスタッフによる合唱のプレゼントをさせていただきました。お客様の幸せのひとときにご一緒出来ることが何よりの喜びですね。

式場朝夫特任教授（2022.4.1撮影）

湯浅先生、受験生におすすめの本、雑誌、インターネットサイトなどがあれば教えてください。また、休日の休日の過ごし方や趣味などもお聞かせください

（湯浅）おすすめの本は、板谷敏彦『金融の世界史』新潮社、2013年5月発行。とても読みやすい文章です。ルック・アット・エブリスィング（look at everything）、宇宙、人類、世界史、日本史、映画、音楽、自動車、競馬、スポーツ、芸能界、犯罪...。見聞きする様々な現象に関心があります。

オープンキャンパス模擬授業での湯浅教授（2019.8.24撮影）

高校生へのメッセージがありましたらお願いします

（式場）ホテル業界やブライダル業界などのホスピタリティビジネスは、時代とともに大きく変化を遂げて進化を続けています。未来のホスピタリティをプロデュースするのは若い皆さんの世代です。駿河台大学で幅広い知見と考え方を身につけて夢に向かって羽ばたきましょう！

（湯浅）自分が知らなかった未知の事実・真実を理解することはとても「快感」ですよ。

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