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学部・研究科レポート

2021.08.21

Terve!―ヒライ先生のフィンランド通信―その9

スポーツ科学部/現代文化学部 教授 平井純子

(9)夏の楽しみ方

フィンランドの学校の夏休みは6月初旬から8月初旬まで、2か月に及びます。その間に課せられる宿題はありません。休みは休むもの、普段できないことをじっくりと楽しむ期間です。大人もこの間に夏休みを取得します。一般的には3週間前後です。

夏休みとなるこの間は一年で一番日照時間が長い時です。フィンランドは国土の全部が北緯60度以北ですので、夜もずっと明るい感じ。北極圏では白夜が続きます。ですので、人々は皆、時間を気にせずいろんなアクティビティを楽しみます。フィンランド人の夏の楽しみ方をいくつか紹介しましょう。

フィッシング

フィンランドは国土の10%が水域で、188,000もの湖があります。ですので、年間を通じて釣りを楽しむ人がたくさんいます。もちろんフィッシングするには国の定める漁業管理料が必要で、1年で45ユーロです(2021年度)。夏はサーモンを放流しているところもあります。多く釣れるのはフィンランドの国魚であるアハベン(ヨーロピアンパーチ)やハウキ(カワカマス)。釣った後はおいしくいただきます。

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SUP

近年フィンランドでも人気急上昇のSUP(Stand Up Paddleboard)。ビーチや川などで楽しむ姿をよく目にします。もともとはハワイ発祥のスポーツですが、静水域が多いフィンランドをゆっくり楽しむにはもってこいのツールです。

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トレッキング

雄大な景観を求めて、人々はラップランドにやってきます。わかりやすいサインがあるトレッキングコース沿いには、シェルターやキャンプファイヤー場が適宜設置されており、だれでも自由に使えます。時々であうトナカイの群れ、可憐な草花に癒されます。

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