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学部・研究科レポート
SOAS留学報告―ロンドンってこんな場所!(後半)【留学体験記】
経済経営学部の卒業生で、本学大学院総合政策研究科経済・経営学専攻在学中にロンドン大学への留学を果たした及川瑞穂さんから届いた報告の後半を紹介します。今回のテーマは「ロンドンの大学生ってどんな感じ」「コロナ禍の留学を終えて」です。
2022年総合政策研究科 経済・経営学専攻修了/
2019年経済経営学部卒業 及川 瑞穂
(東京都立足立新田高等学校出身)
2.ロンドンの大学生ってどんな感じ
SOAS (the School of Oriental and African Studies), University of London、(Orientalが名前に入っていることは少し置いておいて)その名の通り、アジア・アフリカ・中東研究が盛んに行われています。研究分野は、経済や政治、開発学、文化人類学、文学、語学、音楽と多岐にわたっています。
さて、私はというと、ELASと呼ばれる正規学生準備コースを履修しました。アカデミック英語に加え、開発学・文化人類学・ビジネス・メディア学など受講できるコースになっており、学生の国籍もバラバラです。留学期間中は、学生寮に住んでいました。もちろん、同居している学生はイギリス人がほとんどで、留学生でも英語はネイティブです。ただ、イギリスの大学生はパーティーもやるしクラブにも行くし、毎日が騒がしく、お互い喧嘩して、日本人からすると少し、あれ?なんだ?この環境と感じることもあるかもしれません。でも、一度学校が始まってしまえば、勉強が忙しくなるので実際にはなかなか深夜にパーティーへの参加はできないかも笑。
それでも、友達はいくらでもできます!上記にあるように、ロンドンは多種多様な場所です。本当に色々な学生がいます。私は一人で折り紙サークルとかにも参加しましたよ。日本語を勉強している学生もいるので、助けてあげると喜びます。授業開始時期と同時に、構内に自作のポスターを貼り付けて日本語学習者向けの無料レッスン呼びかけ活動なんかもやってみました。そしたら、大学のマネージメント課にスカウトされて、アンバサダーの仕事まで任されるようになって急に忙しくなってしまいました。
そんなこんなで、大学生活は心配する必要はありません。大丈夫です!自分からどんどん行動していけば誰かと出会えます。時間はかかるかもしれないけど、限られた月日を留学に充てていると考えたら、行動しないと勿体無い!以下に写真が掲載されているので確認してみてください。
大学生活の様子
3.コロナ禍の留学を終えて
さて、最後に。
私にとってロンドンは常に新しい発見や出会いがあり、今この瞬間を一生懸命生きることの大切さを思い出させてくれる、そんな素敵な場所です。大学では、授業も含め色々な人と意見を交換し、時には喧嘩になる場面もありましたが、とても充実していました。さらに、多くのデモ活動にも参加し、「正義や平等とは何か」と考えさせられる日々でした。コロナ禍・ロシアの侵略紛争など、国際社会が揺れ動く時代に、ロンドンで社会学を学べたことは私の人生において肥やしになると思います。
まだまだ、研究したいこと勉強したいことなどいっぱいです。そして、これからも自問自答し学び続けるのだと思います。とりあえず、私のロンドン留学生活はこれで完結。しかし、今後、自分の人生において、どんな冒険が待っているのかわくわくしています。ぜひ、みなさんも一歩踏み出してみてください。
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