7月18日（土）・19日（日）はオープンキャンパスでした。新型コロナウィルス感染予防対策を行いながら、飯能キャンパスで完全事前予約制で入試対策講座、模擬授業、キャンパスツアー、個別相談が実施されました。また、Web個別相談も行われました。多くの方にご参加いただき、御礼申し上げます。

　経済経営学部の模擬授業は、孔炳龍教授による「経済と心理～経済行動は合理的？それとも感情的？～」と、八田真行准教授による「SNSはなぜタダで使えるのか～人気サービスの仕組みと背景を探る～」でした。

　今回は孔教授から寄せられた受験生の皆さんへのメッセージを掲載します。

〈孔炳龍教授からのメッセージ〉
　今回の模擬授業では、行動経済学の代表的な内容（おとり効果など）を教授し、クイズ形式でいかに多くの人が行動経済学で想定している意思決定をするかを明らかにしました。ポイントは、ついよく考えないでおこなってしまう行動経済学で想定している意思決定をあらためて自覚することです。そうすれば、無駄遣いをすることも少なくなり、商品販売などの経済活動にむしろ活かすことができるでしょう。ただ、みなが自覚すると、行動経済学の説明力は低下します。そこが社会科学の複雑なところです。

模擬授業をおこなう孔炳龍教授（2020.7.18撮影）