11月22日（木）は学部デーでした。例年、経済経営学部の2、3年生は3年ゼミ生によるゼミナール発表会に参加します。

今年のゼミナール発表会は専門分野に応じて6つの会場に分かれて行われました。今回は7314教室での羽渕ゼミ・山崎ゼミ・渡辺ゼミの発表について紹介します。

発表タイトル

①羽渕ゼミ「入間市観光調査」
②山崎ゼミ「横瀬町における活動について」
③渡辺ゼミ「小売業の変革2：自動販売機のビジネスモデルと今後の可能性」

※山崎ゼミはオンデマンド動画発表（口頭発表と同内容）あり
※渡辺ゼミはオンデマンド動画発表「小売店の変革1：百貨店の現状と今後の課題」、「若者の消費：若者の消費行動の現状と若者マーケティング」あり

当日の様子

羽渕ゼミ、山崎ゼミ、渡辺ゼミの会場では、ほぼ満席となった中発表が行われました。各ゼミ発表の共通した特徴として挙げられるのは、教室の中に限定された学びではないことが伺える点です。どの発表も教室外のフィールド調査・活動が含まれた報告がなされており、ここ2年以上つづくコロナ禍で制限の多かった学部デーにおけるゼミ発表とは、その様相が大きく異なりました。発表内容についても、学生自らが足を運んで得られたエピソードが充分盛り込まれており、体験にもとづいた学びの成果として説得力を感じました。聴き手の学生達も集中して聞き入っている様子が伺え、盛況のうちに終えることができました。
今後もこうした体験にもとづく学びが継続されることを願うばかりです。

山崎 義広（経済経営学部）

参加学生コメント

学部デー開催に際し、私は羽渕ゼミ、山崎ゼミ、渡辺ゼミの発表に参加しました。どのゼミも実際にフィールドでの調査・研究している点が共通していました。それぞれ個性があり、聞いていて自身の将来の卒業論文のためにも勉強になりました。羽渕ゼミの入間市の観光マーケティングでは様々な観光施策の調査結果が、渡辺ゼミの自動販売機のマーケティング研究ではビジネスモデルの重要性を聞くことができました。私が所属する山崎ゼミの発表では埼玉県横瀬町でフィールドワークを行い、マルシェへの参加などを通じた実際のマーケティング活動の体験を伝えました。特に自分たちが一から考え行動に移すことの難しさを聴き手に伝えるよう努めました。改めて学部デーは自分たちのゼミ活動を客観的に振り返る良い機会であると感じています。

伊藤 亮（経済経営学部3年　埼玉県立浦和東高等学校出身）

7314教室の様子（2022.11.22撮影）