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学部・研究科レポート
2019.06.01
授業紹介~地域とスポーツ(その1)
地域科目「地域とスポーツ」は経済経営学部の教員(明石・大森・小澤・増田・町田)がオムニバス形式で担当していますが、今年度はサッカー部の髙峯監督、ラグビー部の松尾監督、埼玉西武ライオンズ球団の方々、ハンドボール日本男子代表の舎利弗コーチも講義に加わってくださっています。このとても贅沢な授業の一旦をお伝えしたいと思います。
5月22日(水)は、サッカー部の髙峯弘樹監督の回でした。授業は、本来スポーツとは "deportare"「義務からの気分転換、元気の回復」「遊び」であったが、明治時代初期の富国強兵をめざしていた日本にスポーツが入ってきた際、「身体を鍛えることが目的」となってしまったという指摘から始まりました。その結果、日本のスポーツは不幸にも「気合と根性」「忍耐」「苦行」「勝利至上主義」などをキーワードとするものとなってしまい、その状況が今に至るまで続いているのです。
2年間ドイツのクラブチームでプレーした経験を持つ髙峯監督は、様々な映像も使いながら、「地域とスポーツ」を実地に体験した方ならではの貴重な講義を展開してくださいました。監督のスポーツに対する思いは、学生たちに十分伝わったことと思います。
「地域とスポーツ」で講義をおこなうサッカー部の髙峯弘樹監督(2019.5.22撮影)
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