6月9日(土)、30日(土)の両日、経済経営学部伊藤雅道教授の指導により、環境ボランティアの作業の一環として今年度初めてのビオトープ整備を行いました。この時期はホタルが蛹~成虫の時期でビオトープの水流にはいないため、1年のうちで水路の清掃ができる貴重な時期です。ボランティア参加学生の奮闘により、水路の清掃と両岸の草刈りを行いました。
また、作業日にはさまれた12日(火)にはホタル鑑賞会も実施され、経済経営学部伊藤教授が説明・案内役を務めました。
大学構内では日本の初夏を代表する花、アジサイが開花しています。アジサイは梅雨時の花として有名ですが、開花期が長いため梅雨が開けたいまも花を楽しむことができます。また、ビオトープのかたわらではネジバナが開花中です。ネジバナはラン科の在来種として貴重な存在、らせん状に花をつけるのが面白く、「モジズリ」の別名でも知られています。
駿大の里山では加治丘陵の初夏を代表するオカトラノオの特徴的な花が開花しています。名前は細長い花序を「虎の尾」にたとえたものです。また、東門付近には大きなネムノキがあってこちらも開花を始めています。
(左)ホタル鑑賞会の模様(2018.6.12撮影)。
(右)ビオトープの草刈りに奮闘し休憩する環境ボランティア。彼らの活躍がビオトープを支えています(2018.6.30撮影)。
駿大構内ではアジサイ(左)、ネジバナ(右)の花が開花しています(2018.6.13撮影)。
駿大の里山ではオカトラノオ(左)、キャンパスの一角ではネムノキ(右)の花が開花しています(2018.6.26撮影)。
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