法学部教授　染田 惠

2023年1月16日に、学生防犯リーダー（※）による防犯指導活動報告会が、コロナによる中断の時期を経て、本学にて、3年ぶりに開催され、対面形式で発表が行われました。
発表テーマは、事前の準備でAとBの２つのグループに分かれた防犯リーダーの皆さんが、自らも関心が高く、かつ、同じ学生として被害・加害の当事者とならないために必要と考えた、「自転車防犯と自転車の安全運転」、「SNS上のトラブル（誹謗中傷、位置情報アプリの危険性、バイトテロ）」です。
防犯リーダーの皆さんは、打合せを重ねて作成し、充実した内容となったパワーポイントのスライドを使いながら、メンバー全員が交替しながら模擬授業の形式で発表しました。
開催に際して、冒頭でこの活動担当の教員から企画趣旨説明を行い、飯能警察署生活安全課の方による管内の犯罪発生状況解説と発表へのコメントも頂きました。一般学生や学外の関係者の方も聴講に来られ、飯能日高ケーブルテレビと読売新聞からの取材も頂いて、盛会のうちに終了することができました。
　
※本学では、大学生を犯罪被害から守り、安全で安心して暮らせるまちづくりのため、2012年6月25日に駿河台大学・飯能市・飯能警察署の三者による「飯能市における大学生安全協定」を締結し、その一環として、地域・大学生に対する防犯指導・啓発活動の中心となる「学生防犯リーダー」を毎年募集しています。2022年度は、1年生から4年生まで幅広く、歴代最多の37名が応募し、街頭補導活動、自転車盗難防止キャンペーンなど多様な活動を行いました。

Aグループ 発表用のスライド表紙（左）Bグループ 発表用のスライド表紙（右）

Aグループ発表風景

Bグループ発表風景

発表した学生防犯リーダーの皆さん