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学部・研究科レポート

2019.01.07

合格者の声を更新しました(法科大学院編)vol. 142

 法学部から、早稲田大学の法科大学院(ロースクール)の合格者を輩出しました。今回は、合格者から届いた体験記を紹介いたします。

早稲田大学大学院法務研究科合格体験記

法学部法律学科4年 橋本泰孝

福島県立平工業高等学校出身

20180107law01.JPG この度私は、早稲田大学大学院法務研究科の未修者コースに合格しました。大学3年生の冬から小論文の勉強に本腰をいれ、今年の9月頃から面接の練習をしました。小論文の勉強は、普段からニュースを読み、予備校の通信講座で送られてくる問題、通信販売や大学からの取り寄せで入手した過去問集を使い、志望校の出題傾向に合った問題を繰り返し解きました。

 小論文試験は、非常に長い課題文に基づく問題に答える形式になっています。勉強をし始めた頃は長い課題文に圧倒され、時間内に的確な回答を書くことができず、挫折しそうな時もありました。また、周囲には受験仲間がおらず、非常に心細かったのが現実でした。

 その中でも、応援してくれた仲間や家族、そして、大学の先生方が大きな支えでした。特に、小論文と面接のご指導をしていただいた法学部の大沼先生と上河内先生には大変お世話になりました。お二方から、小論文の添削をして頂いたり、面接の特訓を受けたりしたことは、まだ記憶に新しいです。

 また、東北にいる最愛の家族にも日々励まされ、元気を貰いました。そのような支えがあったからこそ、自己の限界や環境の困難さを乗り越えて、今回の合格に至ることができたと思います。

 現在ロースクールは、試験の形式が多様化しており、また、ロースクール制度の見直しも議論されています。今後、ロースクールを受験する後輩たちは、受験対策の中で混乱することもあるかもしれません。

 しかし、大沼先生の言葉をお借りすれば、法曹に求められる能力は、基本的に、物事を「よく調べ、よく考え、よく論じ、よく書く」ことであり、このことは変わらないと考えます。早くから、法曹に求められる能力の習得に向けて努力を惜しまなければ、どんな試験形式にも必ず対応できると思います。

 今後、私は、本学での学びを土台にし、ロースクールでの3年間の勉強、そして司法試験合格に挑戦していきます。改めて、今回お世話になった皆様に、心からお礼を申し上げます。

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