法学部法律学科4年 冨岡 勇輔
埼玉県立狭山工業高等学校出身
私は、幼少期からお世話になってきた地元の飯能市に貢献したいとずっと思っていました。どうすれば最も飯能市の力になれるかと考えたとき、飯能市役所で働くことが最大の恩返しになると感じ、大学入学当初から飯能市役所を志望しました。
しかし、大学への入学当時、私は基礎的な学力が全く足りておらず、公務員模試はおろか基本的な問題すら解けない状態でした。市役所試験は数的処理に始まり、文章理解、人文、社会、自然科学、英語など、試験内容の幅がとても広いのが特徴です。そこでまず、大学で開講されている公務員講座を1年次から受講することで、対策を始めました。毎回配られるプリントやノートを用いて必要な知識を暗記するとともに、実際の試験感覚を養うことを心掛けました。
3年次からは面接試験も意識し、法学部の先生やキャリアセンターの方々に協力してもらって、模擬面接にも積極的に取り組みました。模擬面接は、面接自体のレベルアップにつながるだけでなく、自己分析の材料として自分の得意・不得意を把握したり、勉強の仕方を見つめ直したりすることにも役立ちました。また、新聞を毎日読むことは面接だけではなく社会人としても必須です。大学の図書館では各新聞社の朝刊が毎日読めるので、積極的に利用すべきだと思います。
「公務員を目指すことはマラソンです」
これは私の恩師の1人である先生の言葉ですが、正にその通りだと思います。私は同じ目標を持っていた仲間が諦めてゆくのを何度も見てきました。それでも、右も左も分からない所からここまで頑張ってきたことは自分自身で誇れることだと思っています。辛いことを共有できる友と共に、夢に向かって頑張ってください。
Copyright(c) SURUGADAI University All Rights Reserved.