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学部・研究科レポート

2019.07.22

法学部の授業紹介'19 (4)災害と法―倉島安司 准教授

 今回も「法学部の授業紹介'19」として、法学部の教員が自ら担当する講義やゼミを紹介します。四回目は「災害と法」です。


 日本は毎年のように、多くの災害に見舞われています。私たちは、そのような災害が起こるたびにニュースを見て心を痛めますし、時には自分や家族が被災者になってしまうこともあります。そのような災害に関して、日本ではどのような法制度を作って対応しているのかを講義するのが、この「災害と法」という授業です。
 
 この授業は、駿河台大学法学部の新しい授業として、今年度(2019年度)に開講されました。講義の内容は、日本における近代以降の災害史と災害関係の立法史、現在の災害関連法制の中心となる「災害対策基本法」の内容解説などをメーンに、災害時の自衛隊や警察・消防の活動、災害後の復旧・復興に関する法律にまで及びます。

 この講義のもう一つの特徴は、大学教員が話をするだけでなく、災害に関わる行政の方々にお越しいただいて、災害に対する行政の取り組みを紹介していただくところにあります。今年度は、国土交通省や内閣府などで災害と関係の深いお仕事をされている行政の方々に、この講義の中でお話をいただく予定になっています。

 法学部の法律関係の授業は、どうしても体系的で難しい内容になりがちですが、この「災害と法」では、現実に起こっている災害とそれに対する法律の在り方を考えながら、学生たちに法制度の"今"を感じてもらいたいと思っています。

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