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学部・研究科レポート
2019.07.01
法学部の授業紹介'19(2)民法(契約)―林田光弘 助教
今回は「法学部の授業紹介'19」として、法学部の教員が自ら担当する講義やゼミを紹介します。二回目は「民法(契約)」です。
高校生の方々にとって、「契約(けいやく)」という言葉はあまり聞き馴染みのないものかも知れません。しかし、皆さんが普段コンビニで買い物をしたり、電車に乗ったり、さらには高校に通ったりすることさえ、「契約」によって成り立っています。この意味で、「契約」は私たちの日常生活のあらゆる場面で登場する、不可欠なものといえます。
この授業は、「民法」という法律のなかでも、とくに「契約」に関係する様々なルールを学ぶものです。民法に限らず、法律の勉強は、抽象的な話ばかりで分かりにくいと感じる学生も多いです。この授業では、私たちの身の周りにある出来事をたくさん取り上げることで、受講者が具体的なイメージをもって、「契約」に関する実践的な知識を確実に修得できるようにしています。
「民法」は法律系の各種資格試験の多くで出題される重要な法律です。その一方で、覚えることが多く、「難しい」と感じる学習者が多い法律でもある。授業を聴いた皆さんが、「民法」に対する苦手意識を持たずに、「民法」を楽しく学ぶことができればと考えています。
授業の風景です