12/2（土）に岩手県立大学滝沢キャンパスにて開催された「政策情報学会第19回研究大会」において、当センターの濱野助教が学会賞（研究大会賞）を受賞しました。

発表題目「学習支援教材としてのカードゲーム（プロトタイプ）の制作：プレイフル・ラーニングを通じたICTリテラシーの習得に向けて」

以下、学会賞選考委員会による受賞理由（一部抜粋）です。

「本報告は、統一シラバスの制約下における授業時間内だけでは十分に学習ができないICTリテラシーを、ゲーム要素を通じて楽しみながら学ぶためのツールについての報告である。示されたプロトタイプは、一定の学習効果を期待させるものであるとともに、ICTリテラシーに限らない幅広い分野に応用可能な汎用的な型を示している。報告が単なる概論の紹介や現状の批判に留まらず、現にその改善を図るための活動を踏まえたものであることは、近年、特に政策情報学フォーラムにおいてワークショップや実践的プロジェクトを広く取り上げてきた本学会の関心とも通じる姿勢である。また、報告で言及されたように、本学会が創設以来、人の内的成長にも強い関心を持っていたことを踏まえ、具体的にその方法を立ち上げようと模索する本報告を本年度の学会賞（研究大会賞）と資するものと認めるものである。」

（関連リンク）政策情報学会Webサイト「学会賞」https://www.policyinformatics.org/award.html#award_convention