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学部・研究科レポート
駿大経済30周年(その11)~第1期生のキャンパスライフ
経済経営学部の前身である経済学部が駿河台大学の第2の学部として開設されたのは1990年(平成2年)のことでした。それからちょうど30年がたちました。その節目を記念して、初期の経済学部を知る卒業生・教員の皆さんが当時の思い出を語る新連載を企画しました。開設当初から今日に至るまでの駿大経済の様子を懐かしく、あるいは新鮮な思いで垣間見ていただければと思います。
連載第11回目は、経済学部の第1期生で現在は大学職員として学生支援課で後輩たちを支えている中川順子さんの語る思い出です。
経済経営学部の前身の経済学部が開設されてから30年が経ち、間もなく31年目を迎えようとしています。30年も前のことですが、入学式当日のことは今でもよく覚えています。大学の坂を登り、完成したばかりの第二講義棟(当時は経済学部棟と呼ばれていました)に入り、クラスごとの教室に集合しました。掲示が貼ってある場所は、現在、学生支援課と教務課の入り口になっていて、オンライン授業でなければ、学生さんでにぎわう場所です。
経済学部開設時は、法学部を合わせても今より女子学生の割合がずっと少なく、入学式の日にクラスの女子が4人だったことにはとても驚きました。学部全体でも女子が少なかったので、卒業までにはほとんど知り合いになっていました。
30年前の入学式当日の第二講義棟入口
現在の第二講義棟入口
経済学部1期生の卒業式
4年間、様々なご縁がありました。入学後に参加したオリエンテーションキャンプの際、新入生のアドバイザーとして参加していた法学部の先輩に誘っていただき、キャンパス見学会(現在のオープンキャンパス)のお手伝いをさせていただくことになりました。学内の各部署の職員さんともお話する機会があり、卒業後、大学職員として働きたいと思ったきっかけとなりました。そして、入職4年目に人事異動で入試広報課の配属となり、今度は職員の立場でオープンキャンパスの運営に携わることになりました。当時、細々と行っていたキャンパス見学会も、多くの学生さんがスタッフに応募してくれるようになっていました。
オープンキャンパス学生スタッフと
経済学部は開設当初から「情報化・国際化」を掲げていて、この自然に恵まれた飯能のキャンパスもいいけれど、外(外国)にも目を向けるよう、背中を押してくださる先生や職員の方がいました。
3年次の夏休みの1か月間を使い、マサチューセッツ州ボストンでの語学研修に参加しました。寮でスペイン人の年上のお姉さんと同じ部屋で生活したことは、自分の考えを伝える上で、とても良い経験になりました。
翌年、4年次の夏には、所属するマーケティングのゼミ(江口ゼミ)の活動の一環として、有志で再度ボストンを訪れました。
今、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、学生生活が制限されていることはとても残念です。この状況が一日も早く収束することを心から願っています。
経済経営学部入試情報
- 一般B方式、共通テスト利用型(2期)の出願受付は2月3日(水)9:00に始まりました。Web登録は2月16日(火)16:00まで、書類は2月16日(火)消印有効です。試験は2月24日(水)に実施されます。
経済経営学部を知る
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