連載記事「駿大里山&ビオトープ通信2021」では早春に始まる各季節の花の開花、新緑、紅葉や木の実などキャンパス周辺の変化に富んだ自然の息吹をお伝えします。教育環境はもちろんのことですが、自然環境にも恵まれた本学の素晴らしさをぜひ実感してください。
今年の冬は強い寒波がたびたび襲来し、大雪に見舞われた地方もありましたが、本学キャンパスではロウバイの開花が確認されました。暖冬であった昨年2020年は同じ時期にすでに満開に近く、今年はそれよりは少し遅いようですが、順調に春は近づいているようです。
ロウバイは春最も早く開花する樹木として知られ、埼玉県内では長瀞の宝登山が名所として知られています。ロウ細工のような艶やかな黄色い花を咲かせるというのが語源のようです。中国原産ですが、中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中四友」と呼ばれ、雪の中で咲き出す貴重な花として親しまれています。
ビオトープで開花したロウバイ、背景は第2講義棟(2021.1.19撮影)
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