経済経営学部の教員は駿大の「教育力」を支える一方、地道な努力を積み重ねて、研究でも第一線に立って活躍しています。本欄では、そうした教員の研究活動を知っていただく一環として、専任教員および名誉教授の著書等を随時紹介しています。
『上杉鷹山とイノベーション経営』(田中宏司・水尾順一・蟻生俊夫編著)
同友館 2,090円 2020年5月15日発行 ISBN: 978-4496054631
経済経営学部の水尾順一名誉教授の編著書です。
「上杉鷹山の事跡を扱った小説や伝記は数多くあるものの、彼の藩政改革について、イノベーション経営や企業倫理といった現代経営の視点から紹介、解説した単行本は、これまで非常に少ないのが現状であろう。......本書では、上杉鷹山のさまざまな功績について、財政改革、産業改革、組織改革など、リーダーシップにもとづくイノベーション経営の実践から解説、振り返り、現代の企業経営への示唆なども含めて紹介する。これにより、上杉鷹山の魅力を新たな視点で情報発信、再発見するとともに、企業の持続可能な発展に生かすべく社会に提言する。」(「はじめに」より)
また、水尾名誉教授による論文「内部通報制度の将来展望――内部通報制度の質を証明できない企業は淘汰されていく時代の幕開け――」が、『商事法務』2223号(2020年2月25日号)に掲載されました。あわせてご紹介します。
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