駿大ビオトープでヘイケボタルの発光を確認しました。6月23日~26日にかけては一晩で10頭に達するか、というくらい目撃されました。
駿大ビオトープは2008年から本格的な整備を開始し、ヘイケボタルの導入を目指して整備を継続してきました。開始後数年は幼虫の放流、2018年までの数年はホタル観察会の開催時に成虫を放虫する活動を行いました。
昨年は担当者の在外研修のため、また今年は新型コロナウイルスのためにホタル観察会は実施する事ができず、2年連続で放虫も行われませんでしたが、環境整備活動は継続されています。
今回ホタルの発光が確認されたことで、ビオトープにほぼ自然状態に近い形でヘイケボタルが定着していることが示された、といえます。今後もここでホタルが世代を重ねてくれることを願わずにはいられません。
駿大ビオトープで発光するヘイケボタル。
光によるホタルの繁殖への撹乱を避けるため、フラッシュは使えませんので、とりあえずの証拠写真です(2020.6.25撮影)
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