地域科目「地域とスポーツ」は経済経営学部の教員(明石・大森・小澤・増田・町田)がオムニバス形式で担当していますが、今年度はサッカー部の高峯監督、ラグビー部の松尾監督、埼玉西武ライオンズ球団の方々、ハンドボール日本男子代表の舎利弗コーチも講義に加わってくださっています。このとても贅沢な授業の一旦をお伝えしたいと思います。
7月3日(水)は、日本オリンピック委員会でハンドボールの専任コーチングディレクターをなさっている舎利弗学様の回でした。ハンドボール日本男子代表のコーチと言えばイメージがわきやすいでしょうか。福島の高校の教員となり、女子ハンドボール部を創設して、監督としてインターハイ出場など全国規模で活躍された後、日本オリンピック委員会の在外研修員として2年間ドイツに留学され、ドイツ代表とベルリンのクラブチームでコーチングを学ばれたそうです。ハンドボールはヨーロッパが強いそうですが、そのような中でのアジア、そして日本の状況など、幅広く教えていただきました。日本男子の目標としては、2020東京オリンピックでの活躍はもちろん、2024パリオリンピックではアジアから1枠のみという出場権を自力で勝ち取りたいと語ってくださいました。
授業終了後も、話をしに来た学生たちに、語学を学んでぜひ海外へ出てみよう、語学の勉強は大事だ、とアドバイスしてくださっていました。日本を飛び出してドイツで学ばれたご自身の体験に裏打ちされたお話は、きっと学生たちの糧となったことでしょう。舎利弗先生、貴重なお話をどうもありがとうございました。
「地域とスポーツ」で講義をおこなう舎利弗学コーチ(2019.7.3撮影)
授業終了後、舎利弗コーチ、本学ハンドボール部内藤大輔監督、「地域とスポーツ」担当の明石真和経済経営学部教授で記念撮影(2019.7.3撮影)
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