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学部・研究科レポート
学部デー・フィールドトリップ報告 その1 池袋防災館見学
11月22日(木)は毎年恒例の学部デーでした。経済経営学部では2、3年生は3年ゼミ生によるゼミナール発表会に参加し、1年生はクラスごとにフィールドトリップへ参加します。本欄ではこれらのプログラムについて連載でレポートします。フィールドトリップは8つのコースに分かれて行われました。今回は池袋防災館見学について紹介します。
池袋防災館見学の概要
「池袋防災館」は東京消防庁による都民のための防災教育施設ですが、東京都在住・在勤以外でも広く受け入れています。私たちは、(1)地震、(2)煙、(3)消火、の3つの体験に加えて、東日本大震災のビデオを鑑賞しました。参加した学生からは、防災意識がとても高まった、ここは絶対に行くべき場所である、との声が多数ありました。おまけに当日は、私たちのグループが来館200万人目にあたるとのことで、認定証と東京消防庁のマスコット、グッズ等もいただき、いろいろな意味で記念すべき日となりました。
渡辺 裕子(経済経営学部教授)
参加学生コメント
・消火体験:スクリーンに映し出される炎に向かって、消化器を噴射した。実際に消火器を使うのは始めてだった。今回は体験のため、水で行った。貴重な体験ができた。消防庁の方の話では、コンセントによる火災などは多く、ほこりがテレビや家電製品のプラグに付着すると内部に湿気や水分がたまりやすく、熱をもって火花の原因になるとのことだった。
・煙体験:建物内で火災が発生したことを想定して、煙の充満した迷路の中で避難行動を体験した。避難するときに大事なことは「おはしも」で、「お」は押さない、「は」は走らない、「し」はしゃべらない、「も」は戻らないだ。そして、ハンカチで口を覆い、姿勢を低くして、片手で壁を触りながら進んでいくことが大切だということがわかった。
吉澤 瑞希(経済経営学部1年 翔洋学園新潟高校出身)
・地震体験:私は東日本大震災を再現した地震の揺れを体験した。1回揺れが弱まったと思ったら、重いテーブルの脚が浮かんでしまうくらい強く揺れた。終わった後も数分間まだ揺れているような感覚がして、あらためて地震の怖さを知ることができた。地震体験のときは揺れることがわかっていて心構えができていたが、普段生活しているときにいきなり強い地震が来たら、自分はすぐに机の下に隠れたり、スムーズに避難したりできるだろうかと思った。
・フィールドトリップの参加を通して:災害が来たときのためにしっかりと準備しなくてはならないと、あらためて考えることができた。災害時の避難場所を家族に伝える、非常用持ち出し袋を用意するなど、自分がしなければならないことがたくさんある。そして私は、中越地震や中越沖地震も経験していて、たくさんの様々な人に助けてもらった。東日本大震災のビデオの中でも、皆で助け合って日本全体が被災した方のために動いていた。私もそういう気持ちを忘れずに、困った人がいたら助け合っていきたいと思った。
我田 優衣(経済経営学部1年 新潟県立六日町高校出身)
池袋防災館入り口にて全員で(2018.11.22撮影)
消火訓練の模様(2018.11.22撮影)
経済経営学部学部デー・フィールドトリップの過去記事を読む
- 埼玉県立自然の博物館、貨幣博物館、川越市街、日本銀行、JICA地球ひろば、コカ・コーラ多摩工場(2016年度) JICA地球ひろば、コカ・コーラ多摩工場(2017年度)
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