本欄では、経済経営学部でどのような研究がされているかを知っていただく一環として、専任教員の著書等を随時紹介します。
『全国経理教育協会 公式 簿記会計仕訳ハンドブック』(上野清貴・吉田智也編著)
創成社 1,200円 2017年8月25日発行 ISBN: 978-4-7944-1514-1
経済経営学部の市川紀子教授が、執筆者として参加しています。
(まえがきより抜粋)
本書『簿記会計仕訳ハンドブック』は、全国経理教育協会が主催する簿記能力検定試験の各級に指定されている標準勘定科目の説明とそれにともなう仕訳を体系的に示したものです。このたび、全国経理教育協会の簿記能力検定試験は様相を新たにし、従来の4級が「基礎簿記会計」となり、2級に新しく「工業簿記(製造業簿記入門)」が加わりました(これらは平成29年5月から施行)。
簿記の学習は、仕訳に始まり仕訳に終わるといわれています。企業の経理担当者には、日常の商取引の分類(仕訳)を行う能力が必要です。日々繰り返し行われる取引の内容を正確に分類する"仕訳力"を身につけなければなりません。また、個人は日常の生活を豊かにするために、日々の収支を記録し、計画する簿記および仕訳の知識が必要です。
本書『簿記会計仕訳ハンドブック』は、その内容を基礎簿記会計、3級、2級、1級および上級の5段階に区分しています。自分自身に合った段階のスキルから学ぶことができ、簿記の学習を始めたばかりの人にとっても、段階を経て、高い知識へとステップアップができます。取引を分類(仕訳)するための用語(勘定科目)の意味を理解するためのハンドブックなっております。
本ハンドブックを通じて、ひとりでも多くの人が簿記会計を理解し、ひいては日本のすべての人が簿記会計になじむことを願っています。
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