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学部・研究科レポート

2021.07.06

法学部の授業紹介'21(4)ゼミナールI・II―黒木美來助教

 「法学部の授業紹介'21」として、法学部の教員が自ら担当する講義やゼミを紹介します。第4回目は黒木美來助教による「ゼミナールI・II」の紹介です。ただし、今年度は対面授業とオンライン授業を交えておこないますので、多少は内容や方法が変わる場合があります。


ゼミナールI・II

法学部助教 黒木 美來

私のゼミナールのテーマは、「国際社会の歴史を読み解く」です。駿河台大学では、ゼミナール以外に、政治学や国際関係論の講義を担当していますが、政治学や国際関係論に関する理論を構築する際にも、「歴史的な事実」をきちんと捉えることが前提となっています。

春学期は、日本の歴史を取り扱っています。今年度は受講生の希望を踏まえ、入江昭著『太平洋戦争の起源』を皆で読み進めていくこととなりました。
太平洋戦争はなぜ起こったのか、①個人(指導者の個人的な性格など)、②国家(その国の政治・経済・社会体制)、③国際システム(国家間関係)の3つのレベルへの視点を大事にしながら、答えを皆で探していきます。

秋学期は、国際社会の歴史を取り扱う予定です。第二次世界大戦後、国際社会は冷戦時代に突入しましたが、冷戦はなぜ起こったのか、冷戦はなぜ維持されたのか、冷戦はなぜ終わったのか、そして、冷戦とは何だったのかについて、文献をもとに考えを深めていく予定です。

歴史を学ぶというと、細かい年代や人物の名前、条約の名前を苦しみながら覚えるという(マイナスな)イメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、大学で学ぶ歴史は、そのようなこと(ももちろん大事なのですが)よりも、「ヒストリー」の中の「ストーリー」をつかむことに重きを置きます。

みなさんとキャンパスや講義、オンライン上で一緒に勉強できるのを楽しみにしています!

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