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学部・研究科レポート

2018.08.26

法学部の授業紹介'18(2)労働と社会―朴昌明 教授

日本の労働事情について考える

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法学部教授 朴昌明

 大学生の多くが、卒業後は正社員として就職します。また、在学中も様々な目的でアルバイトのかたちで非正社員を経験します。このように労働は、皆さんと切っても切れない関係にあるといえるでしょう。

 新聞やニュースを見ていると、労働問題についての話題がよく登場します。正社員については過酷な残業・休日出勤など長時間労働の問題が、非正社員であれば低賃金・不安定雇用・貧弱な社会保障など貧困にかかわる問題が、最近よく報道されています。

 「労働と社会」では、雇用・賃金・労働時間など日本の労働事情について、外国の事例と比較しながら、紹介しています。この授業で日本の労働事情について学ぶことで、皆さんが働くうえでの大切な知識を習得することができます。

 例えば、労働条件についての知識を身につけることで、就職活動での企業分析が行いやすくなり、ブラック企業を見分けることなどに役立ちます。また、非正規雇用の劣悪な労働条件について学ぶことで、なぜ多くの4年生が必死に就職活動をするのかについて理解できるようになります。

 また、この授業で基礎理論を学ぶことで、労働法、労働経済学、人的資源管理、キャリア科目などの理解もしやすくなります。教養科目なので、法学部生はもちろん、他学部生の受講も可能です。

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