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学部・研究科レポート

2018.10.12

チャレンジ!社会への第一歩 ―法学部生のインターンシップ体験記 '18 vol.1

 今年度も、夏休み期間などを使って多くの法学部生が、官公庁や企業でインターンシップを体験しました。学生たちからその報告が届いていますので、順次ご紹介いたします。

所沢市役所

法学部法律学科3年 小平 健太
東京都立武蔵村山高等学校出身

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 私は市役所職員を目指しています。そこで、市役所で働くやりがいを感じたいと思い、所沢市役所でのインターンシップ実習を希望しました。

 私は、総務部危機管理課に配属され、短い期間ながら多くの業務を体験させていただきました。実習の中で最も印象に残ったのは、防災に関する出前講座です。これは所沢市役所職員が講師となって出向く講座の一つで、「市民が住みよい町づくり」を目的とするものです。

 私は、出前講座で使用する家庭での食料備蓄計画を作成しました。避難所の生活ではストレスが多く体調を崩してしまう方もいるそうです。その対策の一つとして、在宅避難や食糧の備蓄があります。被災後、最初の3日間は、買い置いてある傷みの早い食材から消費し、4日目以降はあらかじめ用意した備蓄食料を食べて、1週間分の食料を用意するのが理想とされています。しかし一般家庭で大量の食料を確保するのは、体積が大きく現実的に難しいものとなり、課題が残ってしまいました。

 この実習を通じて、市民のあたりまえの幸せな生活を様々な角度から陰で支えることが、市役所で働く一番のやりがいだと学びました。これは言葉の上でなく、実際に業務を体験して初めて本当の意味で理解できるものだと思います。

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