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学部・研究科レポート

2017.04.25

2016年度「学部デー」を実施しました(4)――埼玉県庁等見学

法学部教授 朴昌明

 今回の学部デーでは、埼玉県庁内の危機管理防災センター、埼玉県警察本部内の県警通信指令室・PRセンター、そして浦和警察署内の交通管制センターを見学しました。PRセンターにはパトカーや白バイなどが展示されており、乗ることもできます。警察官を志望する学生にとって大変興味深い内容でした。


法学部法律学科2年 嶋﨑真也

群馬県私立東京農業大学第二高等学校出身

 私は今回の学部デーで埼玉県庁を見学しました。訪れたのは、危機管理防災センターや浦和警察署交通管理センターなどです。

 まず初めに見学したのは、危機管理防災センターです。その施設の中には、本部会議室、オペレーションルーム、災害対策室、記者会見室、備蓄倉庫、仮眠室、自家発電機、井戸、排水層などがあります。

 大災害時の活動方針を的確に判断し迅速に対応するためには、被害状況の正確な把握が必要になるので、本部会議室には、230インチの「大型映像装置」が設置してあります。この施設は、平成23年3月から運用が開始されています。つまり東日本大震災の時も、この本部会議室で対策会議が行われていたのです。

 さらに、危機管理防災センターのなかには備蓄倉庫があります。災害時に備えて500人が7日間活動するための食糧等が保管されています。この建物にある免震装置は、震度7の揺れを震度4程度に軽減することができます。実際に見学して、最先端の技術を日の当たりにして驚きました。


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 次に見学したのが、埼玉県警察本部と浦和警察署交通管理センターです。市民生活の様々なところに警察官が関与していることを知り、沢山の学びがありました。警察は主に警察学校・地域部・生活安全部・刑事部・交通部・警備部・警察事務から成り立っています。

 仕事内容を聞いて驚いたことは、信号の管理を行っていることと、110番の受付です。信号の管理は、埼玉県内の交通状況を一望できる装置があり、それを見て信号を操っていると知り、ここまで警察の仕事なのかと驚きました。


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 110番は1日約2,000件来るそうですが、その中にはイタズラや間違いも少なくないそうです。システムでは、110番をすると、その情報によりすぐ通報場所をつかめます。パトカーの位置をGPSにより把握しているので、すぐ通報場所に向かえます。これを見た時に、本当に安全であると安心しました。

 埼玉県警察官採用試験のことも聞けて、非常にためになる時間を過ごせました。この経験を今後に活かしていきたいです。

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