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日本中国文化交流協会大学生訪中団は9月に6日間の日程で、上海、山東省済南市、北京の3都市を訪問しました。日本中の大学から、総勢100名の大学生が訪中しました。
1956年に創設された当協会は、日本と中国の文学、芸術、スポーツなどの多方面における民間交流を推進する事業を展開しています。 今回の中国訪問は第8回目の実施となり、本学からも2名の学生が参加しました。
以下に、参加学生から届いた感想をご紹介します。
1956年に創設された当協会は、日本と中国の文学、芸術、スポーツなどの多方面における民間交流を推進する事業を展開しています。 今回の中国訪問は第8回目の実施となり、本学からも2名の学生が参加しました。
以下に、参加学生から届いた感想をご紹介します。
大学生訪中団に参加して
私は大学生訪中団へ参加するにあたって、中国にははっきりと自己主張をする文化と人情に豊かな文化があると認識し関心を持っていたため、それらの理解度を高められるのではないかと期待していました。そして実際の体験を経て、興味があった事柄以外にも知らなかった中国の面白さにも気づくことができました。
はじめに、私が7日間で最も印象に残っていることは万里の長城に登ったことです。高さの異なる階段を一段ずつ登り続けることは決して楽ではありませんでしたが、教科書やメディアで見た世界遺産を実体験で学べたことがとても嬉しく思いました。
次に、参加前に興味を持っていた文化について、日本語を話してくれたり翻訳機を使って興味を向けてくれたりした方もいたため、やはり人情に富んだ印象がありました。しかし、はっきりと自己主張をする文化については交流パフォーマンスの際に中国の方の手が震えているのを何度も見て、緊張や不安を感じる気持ちは私が感じるものと同じだとはっとしました。そして、中国の方の緊張や不安を悟らせないように振る舞う強かさに改めて興味を持ちました。
最後に、訪中団の参加を経て自分の視野はまだまだ広がる余地があると知りました。今後も一歩踏み出せば沢山の知見が得られることを忘れず、興味を持ったことへ果敢に挑戦していこうと思います。そして、沢山の学ぶ機会を得られる大学生活をさらに有意義に過ごし、自分の将来の選択や人生の楽しさに繋げていきたいです。
メディア情報学部3年 小笠原 吏璃
日中文化交流を経て
私は今回中国に行く機会を頂き、上海、山東省済南市、北京の3つの都市を回りました。実際の中国はというと、どの地域も発展しており、特に上海と北京は巨大なビルが立ち並び壮大な景観で大都市にふさわしい印象を受けました。
今回巡った歴史的観光施設は豫園、大明湖景区、景山公園、万里の長城などです。どの観光地も自然豊かでした。中でも、万里の頂上から見下ろした時の景色は中国という国の広大さを知るうえで役に立ったと思います。行く前と行った後で中国に対する印象が変わったことは中国人への認識で、中国人は思っていたより日本への興味を持っていて日本人である自分ですら知らないようなj-pop歌手やアニメなどを知っていて思いがけない発見がありました。
大変だったことは警備の厳重さと慣れない環境への適応です。夜の自由時間に天安門に行った際に幾重もの警備に止められ、止められるたびに身分確認出来る物の提出を求められました。また、環境面では水道水は飲めない、トイレに紙を流せないなど日本とは違うことが多くあり慣れるのに少し時間がかかってしまいました。しかし、それでもまた行くことが出来る機会があったら行きたいと思えるような国でした。
法学部3年 篠田 聖也