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学部・研究科レポート
2023.03.18
感動と達成感のある人生を
現代文化学部長 吉野貴順
みなさん、ご卒業おめでとうございます。
私は皆さんが入学したとき、学部長からのメッセージとして「なめんなよ❤️」という言葉を贈りました。これは大学生活において自分自身が大きく成長するためには、「自分自身が自分の可能性を見くびらないで欲しい!」「自分の可能性を信じて一生懸命頑張って欲しい!」という強い思いを込めた言葉でした。
それから4年が経ちましたが、皆さんは駿河台大学現代文化学部での学びを通じて、十分に人間的な成長を遂げたでしょうか?我々教員としては、約3年に亘るコロナ禍にあって、皆さんに本来あるべき大学教育を充分に教授できなかったことが悔やまれます。しかし、皆さんは本学部の教育の集大成である卒業研究だけは、過去の卒業生と同様の手順に則って遂行しました。また、公開の場での研究発表も立派に行いました。
我々教員は、みなさんの多くが卒業研究という高いハードルをクリアするまでの過程を通じて、人間的に大きくたくましく成長していく姿を目の当りにしました。きっと皆さんも大きな達成感や充実感を味わったのではないでしょうか?結局のところ我々教員は、卒業研究の指導を通じて、みなさんに「より良いものを目指して、最後の最後まで諦めないで、前向きな気持ちを持って努力する姿勢を指導したのではないか」と思います。
何事もそうだと思いますが、払った努力の度合いが大きければ大きい程、得られる感動も大きいはずです。どうか皆さんのこれからの人生が、多くの感動と達成感に満ちたものでありますように!