連載記事「駿大里山&ビオトープ通信2022」では早春に始まる各季節の花の開花、新緑、紅葉や木の実などキャンパス周辺の変化に富んだ自然の息吹をお伝えします。教育環境はもちろんのことですが、自然環境にも恵まれた本学の素晴らしさをぜひ実感してください。
今年の冬はいつもより寒い冬となり、本学キャンパスも数回の降雪がありましたが、本学キャンパスではロウバイが開花し、2月下旬にはほぼ満開となりました。また、キャンパスのあちこちで早春の草花の代表格、オオイヌノフグリも開花しています。まだ寒さが続く中ですが、春が順調に近づいてきていることを感じさせてくれます。
ロウバイは春最も早く開花する樹木として知られ、埼玉県内では長瀞の宝登山が名所として知られています。ロウ細工のような艶やかな黄色い花を咲かせるというのが語源のようです。中国原産ですが、中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中四友」と呼ばれ、雪の中で咲き出す貴重な花として親しまれています。
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