10月18日(金)、フィンランドの伝統楽器「カンテレ」のコンサートが第二講義棟4階AVホールで開かれました。
演奏は、フィンランドのタンペレ出身のカンテレ奏者エヴァ・アルクラさん。娘のフリーダさんとともに来校され、カンテレのソロのほか、フリーダさんのバイオリンとのデュオもありました。
演奏するエヴァさんとフリーダさん(2019.10.18撮影)
曲目の中にはジブリアニメの音楽もありましたが、なじみ深い曲もカンテレの音色で聞くといつもとは一味違う深みが感じられました。
演奏後は、コンサートの参加者からの質問に答えたり、一緒に写真撮影をしたり、和やかなひと時でした。
演奏後、質問に答えるエヴァさん(2019.10.18撮影)
コンサートに参加した経済経営学部生の感想です。
私は今まで小中学校の音楽の授業でしか、楽器の演奏というものに関わったことがなく、音楽の演奏に関して興味があまりなかった。しかし、フィンランドの民族楽器ということで私は興味を持ち、この機会に間近で本物の演奏を鑑賞することができた。カンテレという楽器は用途によって、サイズや弦の数が違うらしく、エヴァ・アルクラさんが今回演奏のために持ってきてくれたカンテレは重さが約8kg、弦が38本のものだった。私は演奏が始まる前に、エヴァさんの説明で弦が38本もあるということを聞いてから鑑賞をしていたため、その38本の弦を持つカンテレを巧みに演奏する彼女に驚きを隠せなかった。また一緒に娘のフリーダさん10歳もバイオリンを披露してくれたが、本当に10歳とは思えないような落ち着いた雰囲気で演奏する姿にも感銘を受けた。今回演奏をしてくださったエヴァさんは、現在カンテレ界では最も注目されている演奏者だということで、貴重な体験となったことを嬉しく光栄に思う。
経済経営学部2年 中島 勘太(屋久島おおぞら高校出身)
エヴァさん、フリーダさんと中島勘太さん(2019.10.18撮影)
エヴァさん、フリーダさん、素敵な演奏をどうもありがとうございました。
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