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学部・研究科レポート

2019.04.01

学部長からのメッセージ

経済経営学部の特徴

 経済学と経営学は、社会に出て仕事をするときにきわめて役に立つ学問です。経済経営学部では、経済学と経営学を幅広く学ぶことができます。2年次までは、両分野の基礎を学び、知識の幅を広げます。そのうえで、3年次になってからは、自らの興味や将来の進路に合わせてより専門性が高いコースに分かれ、自分の得意分野の理解を深めていきます。
 深い穴を掘ろうと思えば、間口を広くとらなければならないことと同じですが、一つの学問を極めるためには、入口のところで関連する分野の幅広い知識を身につける必要があるのです。そうした点で、経済経営学部のカリキュラムはきわめて理にかなったものとなっています。

3コース体制

 経済経営学部には、「経済と社会コース」、「経営と会計コース」、「観光&国際ビジネスコース」の3コースがあります。
 経済学に関心が高ければ「経済と社会コース」を、経営学や会計学に興味があるのならば「経営と会計コース」を、そして観光ビジネスや国際ビジネスで活躍したい方は「観光&国際ビジネスコース」を選んでください。

目標と実績

 経済経営学部が目指すのは、多元的・複眼的視野や自立的な思考力を持って、社会の諸問題に適切に対応できる人材の育成です。とりわけ、地域社会の中核となるような人材を育成することに力を注いでいます。地域社会とは「地元」にとどまりません。世界のどこであれ、住んでいる、あるいは仕事をしている場所で活躍できる人材を育てることを教育目標としています。
 大手企業から地域の中堅・中小企業、国家公務員、地方公務員など卒業生の活躍する場は多彩です。具体例は、学部のwebページでご確認ください。

就職と学び

 企業などの職場で仕事をこなすときに、経済経営学部で学ぶ専門的な知識が必ず役に立つはずです。しかし、仕事に求められるのは、専門的な能力だけではありません。「コミュニケーション能力」、「積極性」、「行動力」、「協調性」に加えて、視野の広さ、そして深い教養に裏打ちされた世界観や人間観といった社会人としての基礎的な能力がないと、組織の一員として生き残っていくことができません。経済経営学部では授業の中で、「学び」がどのように「社会で生き抜くこと」とかかわっているのかを実例を通して説明していきます。

学生一人ひとりと向き合った教育

 暗記勉強は、大学での学びの中心ではありません。問題を発見し、自分でよく考えて、その問題を解決していこうと努力することが大切なのです。これは、もちろん容易なことではありません。関心事も学生一人ひとりで違ってきます。経済経営学部では、少人数クラスのゼミの中で学生一人ひとりと向き合い、それぞれの考えを尊重しながら、きめ細かな支援をしています。

経済経営学部長 佐川和彦

20190401keizai.jpg編入生対象入学準備セミナーで説明する佐川学部長(2019.3.19撮影)



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