地域科目「地域とスポーツ」は経済経営学部の教員(明石・大森・小澤・増田・町田)がオムニバス形式で担当していますが、今年度はサッカー部の高峯監督、ラグビー部の松尾監督、埼玉西武ライオンズ球団の方々、ハンドボール日本男子代表の舎利弗コーチも講義に加わってくださっています。このとても贅沢な授業の一旦をお伝えしたいと思います。
6月26日(水)は、埼玉西武ライオンズ事業部マネージャーの吉野敦様の回でした。西武ライオンズは、環境・社会の持続可能性に貢献するため、「野球振興」「こども支援」「地域活性」を三本柱とするコミュニティプロジェクト「L-FRIENDS」を立ち上げて活動に取り組んでいるそうです。昨年球団誕生40周年を機に発表された事業ビジョンにも、「野球・スポーツを通じたライオンズの地域振興活動」が含まれています。子どもが野球をできる環境が失われているなかで、野球の裾野を広げるために、いろいろ工夫して活動をなさっていることなどがよくわかりました。
また、昨夏、本学学生の佐平晴矢さん(当時経済経営学部4年、2019年3月卒業)が中国語でライオンズの郭俊麟投手、呉念庭選手にインタビューした映像を交えつつ、様々な大学と提携しておこなった事業についても説明していただきました。なかにはもうすぐ発表予定という画期的な研究成果のお話もありました。埼玉西武ライオンズが地域に向けるまなざしについて、様々な角度から学ぶことができました。吉野先生、貴重なお話をどうもありがとうございました。
ライオンズの事業ビジョンに挙げられている地域振興活動を紹介していただきました(2019.6.26撮影)
Copyright(c) SURUGADAI University All Rights Reserved.