台風24号が9月30日(日)の夜に関東地方を直撃し、各地に大きな影響を与えました。駿大の里山では幸い大規模な風倒木帯の発生はありませんでしたが、コナラ、ヤマザクラ、モミなどのかなり大きな木が数本中段から折れたり、倒れたりしました。
紅葉にはまだ早いですが、大学周辺では秋を告げる花々の季節となっています。大学構内ではキク科の外来種、セイタカアワダチソウが目立ちますが、里山に入ればカントウヨメナなどキク科の在来種の花が目立ちます。また、ススキの寄生植物として有名なナンバンギセルや、キク科の小低木コウヤボウキの花も見られます。コウヤボウキは細くて真っ直ぐな枝をつけるため高野山で箒の材料としたことから名付けられました。
台風の影響で中段から折れたコナラの大木(2018.10.16撮影)
カントウヨメナ(2018.10.16撮影)
ナンバンギセル(2018.10.6撮影)
コウヤボウキ(2018.10.16撮影)
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