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学部・研究科レポート

2023.01.10

法学部の学生たちが飯能消防団員として活躍しています

法学部法律学科4年
藤原 利貴
(埼玉県立飯能南高等学校出身)

私は幼い頃から消防官になりたいという思いがあり、消防官を目指して駿河台大学法学部に入学しました。そして大学で行われた飯能消防団の説明会に参加して興味を持ち、大学2年次から飯能消防団に入団しました。
消防団活動としてはこれまで、放水訓練、火災想定訓練、救助資機材訓練、基礎教育訓練、中継送水訓練などのさまざまな訓練を行ってきました。また、歳末特別警戒に参加したり、服装規律や特別点検を受けたり、飯能祭りの警備や普通救命講習に関わったりして、消防に必要なスキルを身につけてきました。

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私はこの消防団活動を通して、主に2つのことを学ぶことができたと考えています。
1つ目は、コミュニケーションの大切さに気づいたことです。以前、放水訓練の時に、団員とのコミュニケーションがうまく取れていなかったために、団員1名が怪我をしたことがありました。このことから、消防団活動ではこのような事故を防ぐために、コミュニケーションをしっかりと取る必要性が高いことを実感しました。
2つ目は、相手を思いやる気持ちについてです。基礎教育訓練で人を担架に乗せて歩いた際に、頭側は足側と比べると非常に重く大変でした。そこで、頭側と足側を交代しながら運んだり、段差や障害物がある場合にはパートナーに声を掛けたりしながら、訓練を行いました。そこでは、相手を思いやる気持ちの大切さを学べたと思います。

消防団活動で特に大変だったのは、上直竹地区で行われた中継送水訓練です。この地域では水道が通っていないため、ポンプで川の水をくみ上げて放水を行いました。この訓練で私はポンプの筒先側を担当したのですが、ポンプのメーター類を調節することが難しかったので、何度も練習を重ね、最終的にはスムーズに調節を行うことができるようになりました。

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最後に、消防団では普段経験することのできない活動や、幅広い世代の方との交流ができるだけでなく、社会人になるうえで大切なことも学ぶことができます。消防団に入団するか迷っている方、消防に少しでも興味がある方は、ぜひ入団することをお勧めします。1人でも多くの方が入団し、自分の可能性を広げるきっかけとなることを願っています。

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