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学部・研究科レポート
2019.06.06
6月15日(土)のオープンキャンパス法学部模擬授業・もうひとつの予告編〔憲法〕
駿河台大学では、6月15日(土)、 オープンキャンパスを実施します。その日に行われる法学部の模擬授業の中身を、全学の予告編より少しだけ詳しくお知らせします。続きはぜひ、当日の模擬授業で!
男性と女性の顔の価値~アルバイト中にケガをしたらいくらもらえるの?~〔憲法〕 石田 若菜 講師
AさんとBさんが、仕事中の事故が原因で、顔に鶏卵大のやけどを負ってしまいました。さて、あなたは、AさんとBさんそれぞれの顔の傷に対して、いくらぐらいの補償が妥当だと思いますか?
※AさんとBさんは性別以外あらゆる事情(事故やケガの内容、生まれた日や亡くなる日、賃金などすべて)が同一のものと仮定します。
みなさんの解答は、(1)Aさんの補償額=Bさんの補償額、(2)A>B、(3)A<Bのどれだったでしょうか。
今回の模擬授業では、このような「労災」を題材に、男性と女性の顔の価値や法の下の平等(憲法14条1項)について考えたいと思います。
「労災」は、アルバイトを含む業務中や通勤時の労働災害に適用されます。もしものときのための「労災」について学びながら、「男の子だから/女の子だから、顔が、大事である/大事でない」といえるかどうか憲法的に考えてみましょう。