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学部・研究科レポート

2019.09.05

「災害と法」講義で行政実務担当者からお話をうかがいました(1)

法学部 准教授 倉島 安司

 今年度から法学部で新しく開講された講義「災害と法」は、日本の災害関連の法制度について本学教員が解説する講義ですが、7月にはこの講義に、国の行政機関で災害関係のお仕事をなさっている公務員の方々をお呼びし、災害関係の法制度設計や行政実務などについて、お話をうかがいました。


 まず、7月2日(火)の「災害と法」の授業では、国土交通省の関東地方整備局から、防災室長の塚本一三(つかもといちぞう)様にお越しいただき、関東地方整備局が災害に対してどう取り組んでいるかを、多くの資料を使いながら説明していただきました。

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 関東地方整備局は、国土交通省に属する各地域ブロックの地方整備局の中で、関東地方の道路・河川・港湾などの維持管理を管轄する行政機関です。災害との関連でも、例えば関東の主要な河川に定点カメラを設置し、人々が川まで行かなくとも最新の河川状況をチェックできるようにしたり、河川の決壊直後に応急の復旧工事を行ったりなど、大きな役割を担っています。

 7月2日(火)のお話しでは、関東地方整備局の防災対策の基本方針、災害時における支援協力体制、緊急災害対策派遣隊TEC-FORCEの活躍など、関東地方整備局の防災や災害時対応の様々な取り組みが紹介されました。

 「災害と法」を受講している学生たちにとっても、実際の災害関係の行政実務について学べる、よい機会となりました。

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